発達障害のつらい過集中の話
発達障害の方の特性に、過集中があります。
過集中とは、限定された興味のあることに対しては、ご飯を食べることも忘れて集中してしまいます。
今回は、過集中の辛さについてお話します。
発達障害の過集中は他のことができなくなってしまうため、辛いです。過集中するほど興味のある分野は少ないです。
高校時代、学校の成績で1位を取ることに拘りすぎてしまっていた時期がありました。
学校は定時制高校だったため授業の内容は容易なものばかりで、今の私が考えれば数時間の勉強をしただけでも十分な成績をとることも可能でした。
しかし、1位に拘りすぎて試験習慣に入ったら毎日12時間以上、範囲の狭いテスト範囲を何回も勉強していました。(もはやバリバリの受験生かよって…)
そして、疲弊しすぎていることを忘れて勉強をしています。勉強の合間に休憩を取ることもできないです。
試験終了後には保健室で寝ていたほどです。
本当に過集中って意味のわからない集中力を発揮します。
そして、この過集中が何に対しても発揮してくれれば私は完璧な努力家として永遠と勉強を続けていくことが可能です。
しかし、就活に対してはこの過集中が全く発揮されません。興味がないからです。
この過集中は都合の良いように発揮されません。本当に0か100。
過集中に入ってくれたら私は就活を頑張ることができるのに…
このように、過集中はどんなことに対しても発揮もされません。発揮されたところで、方向性がおかしいことが多いです。
そして、思ったよりこれが辛いことだと認識されない点も悲しい点でしょうか。
0か100しかなさすぎて辛いです。50ぐらいで頑張れる能力が羨ましい…
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。