【不登校】眠ったままの綺麗な教科書
中学時代の教科書が押入れにしまってあります。
全て綺麗で新品です。普通なら、使い古して汚いはずですよね。
私は、不登校のため中学時代は教室へ通ってみんなと勉強していません。
みんなと違うというコンプレックスを抱えて生きていました。
とくに、いじめられてもいませんでした。
「いじめられてもいないのに、なんで学校へ行けないんだろう」
そんなことを考えながら中学時代は過ごしていました。
いまだに、押入れにしまってある汚くなっているはずの教科書を見て
「自分は勉強をしてこなかったんだなぁ」
って悲しくなります。
しかし、大学4年生になった今そのような考え方はなくなりました。
不登校だった過去がコンプレックスのように感じましたが、大事なアイデンティティとなっています。
私は、誰よりも不登校の子の気持ちが理解できるし、学校が理由もなく嫌な理由もわかる。
なにしろ、不登校ぐらいなんとかなる!
ということが、成長してから実感するようになったからです。
人より経験値は少ないかもしれないけれど、でも生きていける。
私が中学時代不登校の時にかける言葉があれば
「学校なんて行かなくていいよ」
って行ってあげたいです。
私は中学時代、イラストをたくさん書いたりピアノを弾きまくっていました。
勉強は一切していません。
これも、大切だったかもしれません。
イラストを通して友達ができたり、人から褒められて自己肯定感が上がったり、
高校時代ピアノを卒業式の伴奏で弾くことができて嬉しかったです。
だから、不登校の方には自分の好きなことをやってほしいです。
学校なんて行かなくていいよ。